自然をよく見ると、いろんな気づきや発見があります。老荘思想の哲学から、飛行機のデザインまで、過去の多くの偉人は自然からの気づきや発見を、人生や社会に生かしてきました。それは自然の知恵といってもいいでしょう。BEANS BEEでは、この考え方を「エコロジカル・シンキング」として、社会に、自然の知恵を取り入れることを提唱しています。
BEANS BEEが考える エコロジカル・シンキング は、次の3つです。
人間社会が自然の一部であると考えること。人間も地球に生存する自然のメンバーです。地球、文明を持続させていくには、自然の循環に逆らわない、環境に配慮した生活をする必要があるといえるでしょう。いわゆる「エコ」の考え方です。
例:宇宙船地球号
人間や社会を自然にたとえて考えること。自然の中では、多様な生物が共存しています。誰かが決めたわけでもなのに、一定の仕組みができ、バランスがとれている自然にたとえてみることで、物事の本質がみえてくるでしょう。
例:弱者の戦略、文明の生態史観
様々な商品やサービスに、自然の色や形や仕組みを真似てみること。自然の中には、進化の過程で優れた能力をもつ生物が生き残っています。その生物の優れた能力を模倣することで、社会に役立つものを生み出すことができるでしょう。
例:バイオミミクリー、ネイチャーテクノロジー
BEANS BEEでは、エコロジカル・シンキングをテーマにした2つのツールをご提供しています。
生物の行動や特徴からアイデアを創発するツール
商品・サービス、企画、業務改善、研究など、新しい取り組みのアイデアを考えるのに役立つカードをご提供しています。